誰でも美少女戦士になりたいはずだ


うちの5歳児がすっかりプリキュアにはまっておりますにゃ。僕としても見てみたらオモチロかったのだにゃ。とくに、シリーズの最初のやつ。みやきち日記で【百合】をお勉強中にゃんが、「ああ、にゃるほど。少女同士って確かにかわいいもんだにゃー」などと最初のシリーズを見ると感じ入ったりするにゃんね。次作のSplashStarはちょっとテキストが過剰のような気がする。
プリキュアというのは、シリーズ物でありながら、登場人物をがらっと変えてしまうことで好評を博してきたわけですにゃ。ある意味、戦隊モノにゃんね。


で、プリキュアを見ていてファンになったので、ファンのひとりとして次回作がどのようなものであってほしいかというところを書き留めておきますにゃ。

リフレッシュ・プリキュア


コンセプトは、ずばり「誰でも美少女戦士になりたい!」
いっっておくが、僕は美少女戦士になりたい。かっこいいヒーローより美少女戦士のほうがいいにゃー。
そういう輩は多いはず。きっと。


まず、多人数モノをやめて、コンビに戻してほしいのですにゃ。1対1のこまやかな感情表現をみせてほしい。
そして
主人公の2人は爺(じじい)がよいのではにゃーだろうか? どうせなら、ホームレスの汚ねえ爺がいいにゃ。普段は釣りをしたり空き缶拾いや廃棄弁当を有効活用して仲むつまじくくらす爺のコンビ。
この爺たちが変身すると伝説の美少女戦士になるわけだにゃ。リフレッシュ。


萌え業界には、年寄りトークかますロリ美少女というジャンルもあるようにゃんが、これはもうマジモノ。変身後は声優さんも♀に代わるわけだけど、それでもしゃべり方とかしゃべる内容は完全に爺。変身後の決め台詞は
「明日の夢なき老人の」
ルサンチマンをお受けなさい」
とかそういう感じかにゃ。「ルサンチマン」は決め技のネーミングに入れたい気もしますけどにゃ。


ホームレスの爺の日常を描くことで、物語に深みがでることは必定。
変身は魔法により行われるわけだから、年齢も性別も容姿も軽やかに飛び越えられるのだにゃ。
元はホームレスの爺である美少女戦士二人組が
「わしは、おまえさんさえいれば、寝たきりも何も怖くはないんじゃあああ」
「おまえさんが、おまえさんだけが、わしの家族なんじゃあああ」
などとロリ声で手を握り合うのを見たら、僕は涙と鼻水だだもれにゃんな。


で、2クール目はてこ入れのためにキャラを増やしてタイトルもちょっち変えるのだにゃ。

とかにゃ。
悪の組織に洗脳されてホームレス老人狩りを繰り返したキモオタデブニートが、ホームレス老人との交流で改心して、やっぱり美少女戦士に変身できるようになるのだにゃ。
「お、おれみたいな非コミュのキモオタも、美少女戦士になれるんすか・・・(感極まって号泣)」
「心さえ美少女なら、誰でもプリキュアじゃよ、お若いの」
とか、もう感動の嵐ですにゃー。


オヤジ・美少女融合ネタはブレイクするのではにゃーかと何割かマジに思っているんだけど、やっぱり僕がヘンタイなだけだろか?

おまけ

wikipedia:オシャレ魔女_ラブandベリーが流行っていた頃、

  • オシャレ魔女♥ラブandペリー

というのを考えていましたにゃ。BerryでなくPerry提督ね。
ベリーの顔だけペリー提督に代えて、踊りながら「列強ガミテマスヨー」とか叫ぶの。
あれもブームがすぎて残念至極。
うちのガキとあれで遊びたかったのにぃぃぃい・・・・

15分後に追記

にゃんというか、恥ずかしながら僕にはホモフォビア的な感覚がありますにゃ。ゲイ同士の結婚とかいった種々の権利は認めるべきだし、差別もとんでもにゃーことというのは理解しているつもりですにゃ。とはいえ、♂同士の性的な接触を見たくはにゃーという感覚はありますにゃ。
ただ、この社会が実にホモソーシャルで♂同士がきゃっきゃうふふしている社会であるというのもわかってるんだよにゃ。
ホモソーシャルホモフォビアは同じコインの裏表という面もありそうな気がしますにゃ。

♂同士の純粋でこまやかな愛情のためには、みんないちど美少女になればいいのではにゃーかと。