2009-05-01から1ヶ月間の記事一覧

差別が人権侵害でない?

人権というコトバは、法の枠内におさめることのできるコトバではにゃー。無論、法と無関係に語ることは無理スジだろうけれど、法学が独占して取り扱う対象ではにゃーわけだ。ブンガクからもテツガクからも文化論からも、自由主義思想からもゲーム理論からも…

言論・表現への法規制に抗するために

差別問題を考えるうえでの前提 ここ数年の日本のレイプ事件の認知件数は、だいたい二千件をこえたあたりで推移しているようですにゃ。しかし、実際におきているレイプの件数は少なくとも数倍はあると考えられていますにゃ。警察へ届け出にゃー被害者がいるか…

呪術教団化するホメオパシー

反社会カルトとしてのホメオパシー - 地下生活者の手遊びの直接のつづき。 特定病因論 特定病因論というコトバがありますにゃ。このコトバを説明している論文*1から引用いたしますにゃ。 医療思想史的にみれば、特定病因論はここ1世紀あまり前に支配的とな…

「反社会カルトとしてのホメオパシー」関連に応答

ネタをはさんで、前々回のエントリへの応答といきますかにゃー しかし、応答すべきものがけっこうたくさんありますにゃー。まあ、ありがたいことにゃんが。 まず、トラバに応答 >2009-05-14 予防接種を受ける「個人」のメリットというと、各人の健康という…

「悪書」追放を全力で支持する

前回エントリの応答をしなければならにゃーのだけど、思いついたのでネタを優先しますにゃ。 北沢かえるの働けば自由になる日記によると、「僕らの七日間戦争」という優れたジュブナイル小説*1が小学校校長の一声で学校図書室から撤去されたということですに…

反社会カルトとしてのホメオパシー

タイトルは釣りでも煽りでもにゃーです。読めばわかる。 トップダウン 感染パーティーは対岸の火事ではない - Skepticism is beautifulで紹介されている【感染パーティ】にゃんが、これはホメオパシーをかじった親が中途半端なホメオパシーの知識で行ったこ…

公共性、子育て、出産圧力、そして寄生者

公共性と子育て まずは前回エントリの補足から。 こどもとは他者であるから子育てには公共性があると述べたけれども、実際のところこれが自明であるというわけでは全然ありませんにゃー。 例によって倉庫に放り込んでおいた、ハーバーマスによる公共圏の成立…

生殖に他者はなく、子育てに他者はある

【赤木智弘の眼光紙背】タバコが迷惑なら、子育てだって迷惑だ! 赤木氏の書いたものを読んだのはこれが初めてですにゃ。 「希望は戦争」については、読んでにゃーので赤木氏の意見を誤解していたら申し訳にゃーのだが、「戦争なんて事態になったらそれこそ…

資料倉庫をつくりました

敵は「自然」 - 地下生活者の手遊びの続きを書こうと思っていたのだけど、なにせ敵が強大すぎて途方にくれてしまいましたにゃ。 で とりあえず「自然」についての気になる記述をまとめて放り込んでおく場所を作ろうと思いましたにゃ。 で、作ったのが http:/…