復讐スルハ我々ニナシ


今年も9月11日がきましたにゃ。7回忌か。


01年のこの日、インド人とケコーンして現在インドに住んでいる僕の友達はインドでぐたぐだしていましたにゃ。地元のニンゲンでにぎわうレストランでメシを食っていたところ、旅客機がツインタワービルに突っ込む映像がテレビで流れたそうですにゃ。


すると、インド人たちがいっせいに
「ジャパニ! ジャパニだ!」
と騒ぎ始めたんだと。


「なんで日本人がこんなことするんだよ!?」
とインド人たちに問いただしたところ
ヒロシマの復讐だ。カミカゼだ」


にゃるほど、いわれてみれば道理のとおった発想ですにゃ。
メリケンの悪行は数あれど、ヒロシマはその象徴といっていいだろうにゃ。メリケンに恨みをもっていて、しかも飛行機で突っ込むんだから確かにジャパニだにゃ。
僕もあの国には爆弾を落としたくなるにゃ。ヒトが死ぬのは嫌だけど。
まあ、この7年間で、ジャパニがメリケンへの復讐を誓っていると考えるインド人は減ったんでにゃーかな。


考えてみれば、メリケンを恨んでいる日本人が少数派であるってのは驚くべきことにゃんね。メリケンの戦後統治がうまくいったということもあるけど、日本の軍部が屑にすぎたというものでかいだろうにゃ。満州からの引き揚げ者で、政治的には一貫して保守だけど、
「日本の軍人は絶対に信用しない。威張り腐っていたやつから逃げた。」
と明言する年よりを直接知っているにゃ。


日本民族は復讐のできにゃー民族になってしまったのかもしれにゃー。
それで、そのエネルギーが私的な復讐としての死刑賛成に向いているのかもしれにゃーと思ったり。