予想どおりapjは逃げました。あと、電波といわれました


忙しいしなんかめんどくなってきたし簡単に。


apjといっしょに楽しむ妄想の旅 - 地下生活者の手遊びの末尾で、http://www.cml-office.org/archive/1236366816289.htmlのコメント欄にコメントすると宣言し、そのとおりにコメントしましたにゃ。


で、以下はそのコメントへのid:apjからのレス


地下に眠るMさん、

 自負するのは自由ですので、どうぞご自由になさってください。
 ただ、トンデモ法解釈に基づいた議論によって欺瞞だの非論理だのを主張しても有効とは思えません。こちらはこちらで、現行法に基づいた議論によって議論の精度を上げてきておりますし、すでに大体の結論が出ています。
at 2009/03/12 09:57:19


はい、予想どおり。
くだんのエントリを見れば分かるけど、あれは「トンデモ法解釈に基づいた議論」でもなんでもにゃーよな。法とかなんとかいう以前のどうしようもにゃー欺瞞・スリカエを突いたものでしたにゃ。
もちろん、なんだかんだ理由をつけて逃げることもわかってたけどにゃ。


さて、僕がコメントしたもうひとつのエントリhttp://www.cml-office.org/archive/1236688313298.htmlのコメ欄で、こんなコメントがありましたにゃ。


(by トンデモ法学)
ところで「地下に眠るM」さんのブログを見てみましたが、読んでいるこちらがニヤニヤしてしまうほどトンデモ法学ですね。国ないし地方公共団体と私人の契約が私法によって規律されない、などという妄想をどこから考え付いたのでしょうか。たとえば電気水道などの供給契約もそうですが、それらは普通に私法上の契約だし民事訴訟で争うのですよね。今回問題になっている公立高校との契約もまったくそれに該当します。なお、その余についてもなかなかに強いデンパを発しているので楽しめました。
at 2009/03/12 20:06:30


えーっと、「国ないし地方公共団体と私人の契約が私法によって規律されない」なんて言ってにゃーのだけど。妄想もいいかげんにしてほしいものにゃんね。
僕が書いたのは


公的な教育機関である公立高校と、法的主体であることを認められにゃー児童である高校生との関係に、「対等な私人の間に適用」される民法をもってくるというのはありえにゃー話だ

だよ。
「法的主体であることを認められにゃー児童である高校生」というところが重要。
まあこれは確かにちょっと言葉足らずではあり、「民法は関係ない」を取り下げるとしても

  • 「対等な私人の間に適用」される民法を【そのまま機械的に】もってくるというのはありえにゃー話だ

くらいだったらほぼ問題にゃーだろ。
しかしまあ、高校生は児童だということをあれだけ延々と書いていたのに、そこが読めてにゃーってのはたいしたものにゃんぜ。


そもそも、だ。
くだんのエントリで指摘していたとおり、問題はapjのこの発言なんだにゃ。


「授業料を払ってない状態で、学校と生徒の関係が維持されていることが既におかしい」

「登学の停止あるいは除籍であるべきだった」


と高校生の教育を受ける権利を剥奪するべきだとapjが主張したことに対して僕が反論しているというのが議論のスジだにゃ。ここは重要だよ。


いいかい、トンデモ法学くん。
「そもそも論・べき論」で退学だの除籍だのと言い出したのはapjなんだよ。
べき論だから、法の理念をもってきて反論したのだけれど、それのどこが「電波ゆんゆん」なの? 答えてご覧?


こういうことでもある

id:pollyanna 教育
現行法の運用上、個別のケースにおいて高校や自治体の裁量で子供を退学させること「も」可能。しかし退学させないこともできるケースもあるのだから、一般論にした場合にまず退学ありきで論を進めるのはおかしいよね
http://b.hatena.ne.jp/entry/http://d.hatena.ne.jp/tikani_nemuru_M/20090312/1236794529

なににしろ、以下のコメントに尽きるにゃ。


protein_crystal_boy
2009/03/11 22:20


専門的な法学の話はよく分からないけれどね、
生徒を教育から排除することこそが社会秩序の維持にとって有効だなんて話を、
法律論をこね回して正当化しようなんていうのが、
専門職業人として公教育に従事して給料を貰っている人間が言う台詞だなんて
俺は日本の教育の将来に絶望しそうになるね。


http://d.hatena.ne.jp/tikani_nemuru_M/20090310/1236631830 コメント欄